SSDとは?パソコンのハードディスクを交換するメリット・デメリットを解説

パソコン関係

今までデスクトップパソコンやノートパソコン、ワークステーションやタワー型サーバーなど様々なPCをSSDに交換してきました。

もう古くて遅いので捨てようと思ったパソコンでも、SSDに交換するだけでかなり動作が快適になり他の部品が壊れるまで延命することができるケースが多いです。

パソコンのハードディスクをSSDに交換するメリット・デメリットについて解説します

SSDとは?

SSDはメモリを使ったドライブ(記憶媒体)のことを指します

今までは大容量のデータを保存する場合はハードディスク一択でしたが最近ではSSDも大容量化し価格も低下しているため非常にコスパが高くなってきています。

家電量販店などで販売しているパソコンでも

SSDを搭載している商品が増えてきました

メリット

  1. 動作の遅いパソコンがめっちゃ速くなる
  2. 重量が少し軽くなる
  3. 静かになる(無音になる)
  4. 衝撃に強くなる

動作の遅いパソコンがめっちゃ速くなる

長年使ったパソコンや新品のパソコンでも動作が遅い原因の一つがハードディスクで、メモリを増やしても、CPUが高性能なIntel Corei7やCorei5でもハードディスクが足を引っ張っていることがよくあります。

ファイルサイズ別でのベンチマーク結果です。SSDの速さは圧倒的です。

最近パソコンの立ち上がりが遅いんだよね。ときどきパソコンが固まることもあるし・・・

インターネットや文章作成ソフトを立ち上げようと思っても反応が遅いし、時々固まるし、もう買い替えの時期かな・・・

これらの原因は実はハードディスクかもしれません

その場合、SSDに交換(換装)することで、この悩みは一気に解決する可能性が高いです。

軽くなる

動作が軽くなりますが、重量的にも軽くなります。

微々たる違いかもしれませんが、特に持ち運びの多いモバイルパソコンではメリットが大きいです。

静かになる

ハードディスクはモータを駆動し円盤を回してデータの読み書きをしています

SSDでは回転部分がないので実質無音で、パソコンの排熱用のファンがうるさく感じるかもしれません

衝撃に強くなる

ハードディスクは落下などの衝撃で円盤に傷がはいったりすることでデータが読み込めなくなることもありますが、SSDではそういった傷がつくことがないので故障やデータの損失のリスクを低減することができます。

デメリット

  1. 交換に手間がかかる
  2. ハードディスクより単価が高い
  3. サーバー用途には向いていない

交換に手間がかかる

単純にパソコンのハードディスクがどこにあるか、初心者の人・パソコンに詳しくない人ではなかなかわかりにくくハードルの高い部分だと思います。

少しでも交換のお手伝いができればと思い記事を作成してみましたので良ければ参考にしてみてください。

パソコン工房では店舗で購入したSSDを有償で換装してくれるサービスもあります。SSDに交換してみたいけどパソコンの分解やSSDの相性などに不安がある方はパソコン工房の店舗で相談してみるのもおすすめです。

ハードディスクより容量単価が高い

価格が低下してきているとはいえハードディスクに比べ容量あたりの単価は高いです。

ただしパソコンを買い換えるよりは圧倒的に安く、データをコピー(クローン)しなければSSDの費用だけなので容量によりますが数千円から2万円程度で快適になります。

OSが動作するディスクをSSDに交換すると高速化するメリットがありますが、容量の大きなファイルを保存目的で使用する場合、転送速度やディスクの寿命を考えればSSDでもメリットはありますが、容量単価はHDDの方が圧倒的に安く長期的に大量のデータを保管するには大容量なUSBハードディスクやNASをおすすめします。

サーバー用途に向いていない

家電量販店、パソコン専門店、Amazonや楽天などで一般的に売られているSSDは、パソコンやポータブル用なので24時間稼働するサーバーやNAS用に設計されていないものが多いです。

サーバーやNASには専用のNASをおすすめします

実際に組み込めば動作はしますが、RAIDなどで使用するとSSDの性質上、同時に故障するリスクもありエンタープライズ用SSD以外はNASやサーバーで使用するには不向きと考えられているようです。

サーバーやNASにおすすめのSSDはこちらから

SSDの選び方3つのポイント

パソコンで使える形状のSSDを選ぶ

用途に合わせて機種や容量を選ぶ

メーカーで選ぶ

パソコンで使える形状のSSDを選ぶ

SSDは現在主流の規格は2つあります

現行のパソコンや数年前の古いパソコンでも使われている・・・SATA

1~2年前から普及し始めた新しい規格・・・M.2

現行のパソコンや数年前の古いパソコンでも使われている・・・SATA

ハードディスクや光学ドライブを接続するSATA(シリアルATA、サタ)という規格があります。

一部のモバイルパソコンやUMPCなど物理的に接続できないパソコンもありますがWindows7時代以降の一般的なパソコンであればほとんどのPCに接続できます。

注意点としてはコネクタの形状は同じですがパソコンのチップセットやCPUなどの世代で速度が違います。

SATAの規格(世代)での最高速度は下記の通りです。

SATAI・・・最高速度1.5Gbps→約150MB毎秒

SATAII・・・最高速度3Gbps→約300MB毎秒

SATAIII・・・最高速度6Gbps→約600MB毎秒

現在販売されているコスパの高いSSDは最高速度500MB/sぐらいの設計がほとんどです

パソコンのSATAの世代が古いとSSDの性能をフル活用できないなどの制限があるので、パソコンやマザーボードメーカーのホームページで仕様を確認しておきましょう。

最新のキオクシアのSSDを古いNECのパソコンに接続してもSSDの最高速度まで発揮できない

古い中古パソコンを買って、できるだけ高速なSSD化をしたい場合はSATAの規格にも注意しましょう。パソコン側の規格が古いと思った書き込み速度や読み取り速度が出ないことがあります。

数年前から普及し始めた新しい規格・・・M.2

M.2(エムドットツー)のSSDはパソコンを爆速化するSSDで、感覚的にはここ2~3年で普及し始めた規格です。

M.2はSATAは形状が全く違うSSDなので、パソコンにM.2のスロットが無いと接続できません。

最近のパソコンでは内部にM.2のスロットがある場合が多く、HDDで購入してしまったパソコンでもスロットがあればM.2のSSDに移行することができます

Crucial MX500
CT500MX500SSD1/JP
WD Blue SN550
NVMe WDS500G2B0C
容量500GB500GB
規格SATAM.2
インターフェイスSerial ATA 6Gb/sPCI-Express
読込速度560MB/s2400MB/s
書込速度510MB/s1750MB/s
ランダム読込速度95K IOPS300K IOPS
ランダム書込速度90K IOPS240K IOPS
価格.comの人気ランキングで上位の2種類の比較

最近ではSATA SSDとの価格差も小さくなってきているので、M.2を接続できるパソコンなのであればコスパの高いM.2をおすすめします。

重めのソフトの起動や巨大なファイルの展開やコピー、インストールなどではM.2に換装したことを体感できるはずです。

M.2でも形状からは判別できないM.2 SATAというものもあります

購入時にはNVMeであることを確認しましょう

まとめ

パソコンのSSDについてメリット、デメリットを解説してみました。パソコンを普段から使う人だけでなく、時々使う人にもメリットの方が大きいかなと個人的には思います。

別の記事では最新のSSDを調査、ベンチマークなど行っていますので参考にしてみてください。

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