高性能な2.5インチSSDとして定評のあるSeagate製のSSD Barracuda120シリーズのレビューをしたいと思います。ノートパソコンだけでなくデスクトップパソコンや一体型パソコンにもおすすめのSSDです。
Seagate SSD Barracuda 120の概要
ラインナップは250GB~2TBまであり、今回レビューするのは500GB(ZA500CM10003)です。
Seagate Barracuda SSDの特徴は
・シーケンシャル読み取り速度が560MB/sとSATA3(6Gbps)のほぼ上限値
・シーケンシャル書き込み速度が540MB/sと2.5インチSATA SSDとしては最速クラス
・TBWが他社SSDの同等クラスと比べて多め
・5年保証と保証期間が長い
・SeagateDiskWizardを無料で使えるのですごくお得

SSD本体だけでなくパッケージもかっこいいですが、見た目だけでなく性能もばっちりです。

続いてはメーカー製ツールについても紹介したいと思います。
純正ツールもこいい・情報もわかりやすい
メーカー純正ツールとしてSeagate Sea Tools SSDやSeagate DiscWizardが使用できます。ソフトについてざっくりと紹介したいと思います。
SeaTools SSD
公式サイト・ツールのダウンロードは↓から
SeaTools SSD GUIを使うとドライブの使用率、温度、寿命目安を簡単に確認できます。

さらにSSDの管理に必要なファームウェアのアップデートやセルフテスト、セキュアイレースなどもこのツールだけで可能です。
Seagate DiscWizard
おそらく中身は有名なAcronis TrueImageです。WesternDigital(Sandisk)やCrucialと同様にディスクのクローン作成やバックアップ、パソコンのトラブルや緊急時などに便利なブータブルメディアの作成などAcronisTrueImage製品版の主要な機能を使用することができます。
SeagateのSSDを使用することで、このソフトが無料で使用できるのは大きいです。

本家のAcronisは5000円前後します。
ベンチマーク
今回も定番のCrystalDiskMarkとATTO DISK Benchmarkの2種類のベンチマークソフトで計測してみました。
CrystalDiskMark
有名なベンチマーク測定フリーソフト、CrystalDiskMarkで転送速度を測定してみました。
シーケンシャル速度はSATA3(6Gbps)の上限に近いです。ランダム読み書き速度も非常に速いですね。

一般的なノートパソコンの2.5インチ5400rpmのハードディスクと読込速度の比較です。
ハードディスクのシーケンシャル読込速度が100MB/s前後に対してSSDは500MB/s以上で圧倒的にSSDの方が高速であることがわかります。ランダム4Kでは数百倍の数値になっていて、比較にならないぐらいSSDの方が高速です。

書込速度も同様にSSDの方が圧倒的に高速です。ハードディスクのシーケンシャル書込速度が100MB/s前後に対してSSDは500MB/s以上でこちらでも圧倒的にSSDの方が高速であることがわかります。
最新のパソコンを購入してもハードディスクではかなり低速なのでSSDへの換装は強くおすすめします。

ATTO DISK Benchmark
ほどよく細かいファイル単位でベンチマークを行えるATTO DISK Benchmarkでも読み書き速度を測定してみました。ここでも一般的な2.5インチ5400rpmのハードディスクと比較しています。

ハードディスクに負けているところもなければ他社のSSDと比較してもキレイに速度が出ているように思えます。実際にゲームプレイや大容量ファイルのやり取りをしてももたつくことはほとんどありません。
まとめ
SSD本体の性能は文句なしですが、SeaTools SSDやSeagate Disk Wizardを使用できるのでSSDのデータ移行やファームウェア、寿命の管理だけでなくパソコンのバックアップソフトとして利用できるので非常におすすめです。
今回おすすめしたSeagate製のSSD以外にもおすすめのSSDを紹介しているのでよければ参考にしてみてください。
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