Amazonや楽天で販売されているPNY SSD CS900シリーズについてレビューしたいと思います。
古いノートパソコン用に安いSSDを探していましたが、たまたまAmazonのセール品でPNYのSSD CS900が対象になっていたのでポチッとしてみました。
メーカー製コピーツールは?
HDDのデータやインストール済みのソフトを新しいSSDにコピー(クローン作成)する場合、
SamsungのMigrationツールやWesternDigital、Sandisk、CrucialのようなAcronisTrueImageはメーカーとして提供していないので、
クローンを作成できるフリーソフトやコピー可能なHDDアダプタ(ケース)、場合によっては有償ソフトが必要です。
ハードディスクからSSDに交換するための方法はこちらで解説しています。

純正ツール PNY SATA Toolboxはシンプルで使いやすい
メーカー純正SSD管理ツール「SSD Toolbox」を使うと寿命の把握やS.M.A.R.Tの状態確認、Secure Eraseなどが可能です。
ダウンロードは下記リンクから可能です。
トップ画面
最初の画面「Summary」でSSDの型番、ファームウェアのバージョン、残りの寿命など主要な情報が表示されています。

S.M.A.R.T画面
SSDの詳細な状態を確認することができます。全て英語なので分かりにくいです。
ここはCrystalDiskInfoを使用した方が日本語でわかりやすいです。

CrystalDiskInfoの画面です。日本語で情報も見やすくて分かりやすいです。

Optimization
オプティマイゼーションの画面です。削除済みデータをさらに確実に消去?するようです。ここはまた検証してみたいと思います。

Secure Erase
SSDを完全に消去(初期化)をここから行えます。消去したいSSDをUSBアダプタなどで起動ドライブ以外にして消去すると確実です。(USBアダプタなどで外付けするなど)

ファームウェアのアップグレード
SSDのファームウェアをアップグレードする機能もあります。右側の「Firmware Upgrade」をクリックするとバージョンの確認後、アップデートが始まります。

PNYではファームウェアアップデート専用のツールも公開しています。
ファームウェアアップデート以外の他の機能が不要な場合、このツールだけでも十分でしょう

CrystalDiskMarkでベンチマーク
定番のベンチマークソフトCrystalDiskMarkでベンチマークをしてみました。
2011年製の古いノートパソコンに装着してみましたが、読み取り速度は非常に高速です。Windowsの起動やOfficeの起動、インターネットなど快適になりました。
書き込み速度が非常に遅かったのは気になりますが、ハードディスクからの交換であれば十分効果を体感できると思います。

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