2012年製のNEC VersaPro VJ25T/L-Fを分解してみましたのでアップグレードに重要な各パーツについて解説したいと思います。
OS・・・Windows8 Pro
CPU・・・Intel Core-5 3210M
メモリ・・・標準2GB
無線LAN・・・内蔵
Windows8 Pro搭載のミドルクラスのビジネス用PCですが、CPU性能だけで比較するとIntel Celeron N4120やIntel Pentium 5405Uといったエントリークラス並の性能です。
Windows8でもまだ使用できますが、Windows10でも動作するようです。

メモリ増設・SSD換装
パソコンをひっくり返して、バッテリーを外し、カバーのネジを外すとメモリやハードディスク、無線LANカードにアクセスできます。

写真の一番上のカバーを開けるとCPUにもアクセスできるのでネジを外せばCPUの交換もできそうです。

メモリは2枚接続できる一般的なパソコンで、PC3-12800(DDR3-1600)に対応しており、4GBを2枚で最大8GBまで対応しているようです。
一般的な2.5インチのSATAハードディスクが標準装備なので、動作はかなりゆっくりです。

動作がかなり遅いのでSSDに換装することをおすすめします。
ハードディスクは特にねじ止めなどはされていないので、スライドすれば簡単に外せます。
厚みのあるHDDが標準装備なので7mmから9.5mmに変換できるスペーサーがあればSSDがグラグラしないので安心です。
ハードディスクからSSDにデータをクローンコピーして移行する方法はこちらから

チップセットがIntel HM75 ExpressなのでSATA6Gbpsにも対応しており、最新のおすすめSSDでもSSDの性能をフル活用できそうです。HDDからSSDの換装であればWindowsの起動やソフトの立ち上がりがかなり高速になると思います。
まとめ
2012年製の国産ビジネスノートパソコンですが、SSDに換装することで、事務用途であればまだ使用できそうです。
無線LANもIEEE802.11aに対応しているので5GHzのWi-Fiでも接続できます。
カメラは内蔵していないのでZoomやSkypeでのビデオ通話ができないのが残念です。
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