購入コスト、ランニングコストを抑えたパソコン用のプリンタが何かないかなーと調べて購入したCanon G1310についてレビューしてみたいと思います。
エプソンのエコタンクモデルと迷いましたが、エプソンはエントリークラスのような機種もなく、ランニングコストもCanonより高いようなので、選択肢から外しましたw
Canon G1310はラインナップが豊富なCanon製ギガタンクモデルの最下位モデルですが、Windowsパソコンからの印刷のみで、LANやWi-Fi(無線LAN)対応が不要な場合、購入コストを含めてもコスパは現状最強のように思います。
またNASやWindowsパソコンでプリンタ共有することで、実質的にネットワーク印刷は可能です。
外観や性能は?
A4普通紙をセットした状態はこんな感じです。幅が少し大きめな印象でコンパクトなプリンタとは言えませんが、こんなもんかなーという感じですが存在感はあります。
スキャナーやコピーの機能がないので、高さはありません。印刷だけのシンプルなプリンタです。

背面の接続部分です。USBしかありません。印刷速度もA4カラーで毎分5枚、A4モノクロは毎分8.8枚と今時のプリンタとしては遅めです。60枚印刷しようとすると1時間ぐらいかかりますw

ランニングコストは?
メーカー公式サイトによるとA4サイズ1枚あたりのカラーは0.8円、モノクロは0.3円です。
従来のインクジェットプリンタはカラーだと写真1枚あたり20円前後していたと思うので、ランニングコストはかなり安くなります。

レーザープリンタやページプリンタより印刷コストが安いですね。
カラーの書類を1000枚ぐらい印刷しましたが、インクの残量はこんな感じです。
写真を1000枚だともう少し減る量が多いかもしれませんが、今までのプリンタと比較してインクが全然減りませんw
ランニングコストの詳細はメーカー公式サイトを確認してみてください。


ブラックのインクは予備が1本付属されていました。
これはありがたいですね。

写真などの印刷性能は?
実家の犬の写真を印刷してみましたw
Canonの写真印刷ソフト Easy-PhotoPrint EXにも対応しているのでフチなし、フチありなど簡単に写真印刷が可能です。
元の画像はこれです。

100円ショップSeriaの写真用紙に印刷しました。
少し白っぽくなりました。印刷の設定を変えると多少黒みが出るかもしれません。


NASを使って実質ネットワーク化
BUFFALOのNAS、LS210DNBシリーズにUSB接続して共有をかけると、Windowsパソコンからネットワークプリンタとして使用することができました。パソコンの近くに設置するスペースがない場合などは便利です。

まとめ
実質2万円ぐらいで本体を購入でき、付属のインクでかなり印刷できるので、
小規模の事務用途や年賀状を大量に印刷する家庭でもおすすめできる1台です。
もう1万円程度高くはなりますがG3360ではコピースキャン機能もありWi-Fiにも対応しています。本体の値段+ランニングコストは恐らく業界最安クラスでしょう。
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