Intel Core-i5 650搭載のDELL OptiPlex980を分解して見ました。
筐体・・・スモールフォームファクタ
CPU・・・Intel Core-i5 650
メモリ・・・8GB
HDD・・・500GB 7200rpm
SSDへの換装、メモリの増設、ビデオカードの増設、CPU交換ポイントについて解説したいと思います。
SSD換装
HDDは3.5インチの物が接続されていましたが、変換マウンタなどを使用して2.5インチのSSDを接続・マウントできそうです。m.2スロットは年代的に無いので諦めましょうw

側面パネルを開けるとHDDへは簡単にアクセスできます。

SATA接続には対応していますが最大3Gbpsでおすすめする最新のSSDの速度は活かせれませんがHDDよりは快適に使用できると思います。

https://www.dell.com/downloads/jp/products/optix/optiplex980_specsheet.pdf
メモリ増設

レバーを押し込むとDVD・CDドライブが外れます。DVD・CDドライブを外すとメモリの交換・増設が可能です。


メモリスロットは4スロットあり、DDR3-1333/PC3-10600に対応しています。
4GB×4枚で最大16GBまで対応しているようです。
ビデオカード増設

PCI Express x16が1レーンあり、懐かしいPCIスロットも存在しています。



スモールフォームファクタなのでロープロファイルのビデオカード(グラフィックボード)を接続できますがビデオカードのファンなどの厚みが2レーン分占有するカードはHDDマウントカバーと干渉するので物理的にです。

カード自体が1レーンの幅で収まるGeforce GT1030シリーズぐらいが良いかもしれません。
CPUの換装
まずはケースファンとダクトを止めているネジを外します。


続いてCPUファンのネジも外していきます。メーカー製のCPUファンはねじ止めが多いです。

CPUにアクセスできるようになりました。自作パソコンと同様にレバーを操作してCPUを交換できます。

LGA1156のCPUであれば規格上動作すると思いますが、Core i7でも4コア8スレッドが限界です。
PassMarkでのスコアもPentium G6400とCeleron G5900の間で、どちらかというとCeleronよりの性能に近いです。
ケース交換は現実的じゃないかも
マザーボードのメインの電源ソケットが通常サイズより小さく、一般的な電源ユニットでは接続できません。

画像ではわかりづらいですが、SATAコネクタ3つ分ぐらいの幅しかありません。

変換ケーブルの検索や載せ替えの手間を考えるとケース交換はおすすめしません。
まとめ
Core-iシリーズの初期モデルですが、Core-i7に換装してビデオカードを増設することで、60FPSで楽しむレベルであれば最新のゲームでも遊べるようです。
スモールフォームファクタは小型で邪魔にはなりませんが、拡張性は低いので、低予算のゲーム用途であればより同じOptiPlex980でも大きなサイズのケース(デスクトップ型・ミニタワー型)の物をおすすめします。
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