Dell Inspiron 660sを分解・改造・ゲーミングPC化してみた[CPU・SSD交換]

パソコン関係

7年前ぐらいに発売されたDELLの家庭向けデスクトップパソコンInspiron660sの中古品をゲットしたので最新のSSDに換装して遊び用のパソコンに改造してみました。

ハードオフやソフマップの中古専門サイト「リコレ!」などでも格安で販売されているデスクトップパソコンでWindows10でも動作します。

入手時の状態はこんな感じです。

  • CPU・・・Intel Pentium G2030
  • メモリ・・・DDR3 4GB 1枚
  • HDD・・・64GB Crucial SSD (純正HDDから換装済み)

古めのCrucialのSSDを使用していましたが、最新のSSDほど速度が出ないのと、64GBなので重めなゲームはインストールすらできません。

以前NEC VersaProで交換してみたキオクシアのSSD(240GB)が本領を発揮できなかったのでこのパソコンで使用しますw

カバーを開けて内部にアクセス

側面カバーを開けて、電源ユニットにあるネジを外します。

次に前面カバーが3つの爪で引っかかっているので外します。

前面カバーを外します。

見えているネジを外していきます。

前面のネジも外します。

ネジが外れると、ガバッと金具ごと外れます。

メモリの増設・交換

メモリはCPUの横に並んでます。

メモリはPC3-12800に対応しているみたいで、最大8GB(4GBを2枚)まで搭載可能です。

対応状況は下記リンクから確認してみてください

対応情報 | バッファロー
対応情報に関するサイト。テレビ・レコーダー・チューナーやメモリ、スマートフォン・タブレット、ゲーム機の対応情報等の情報をご紹介。

今回使用したメモリは中古メモリです。Amazonの新品も狙っていましたが、中古メモリでちょうど良いのがあったのでつい購入しましたw

中古メモリなので起動後にメモリのテストをしておきました。

8GBの2枚組の16GBセットが本来であればきれいな形なんだと思いますw

私が購入したメモリは中古メモリで8GB×2 Plus and playと書いてあるので元々は2枚セットだったのかもしれません

4GB+8GBの中途半端な増設をしましたw

こだわらなければメモリは量があれば大丈夫な気がします

スロットが2本しかないためこれ以上増設はできません・・・

残りの4GBも8GBに交換しようか検討中ですw

ハードディスク・SSD交換

Crucialの古いSSD→KIOXIAのSSD→Seagate Barracuda SSDに交換しました。

2.5インチから3.5インチに変換するマウンタもないので大体この辺にぶらんとさせました。

KIOXIAのSSDに交換完了後、ベンチマークを行いましたが速度がでませんでした。

ゲームの容量も想像よりかなり大きかったのでSeagate Barracuda 120 SSD の500GBへ換装しました

Seagate Barracuda 120 SSDはかなり快適ですね。ベンチマーク結果やレビューについてはこちらにまとめています

環境も移行したかったのでフリーソフトでクローンを作成しました。

HDD→SSDのクローン作成の手順まとめについてはこちらから

CPUの交換

Intel Pentium G2030ではオフィスなどの事務用途であれば何とか耐えれますが、PCゲームで遊びたい場合かなり性能が足りません。

Intel Pentium G2030と同世代・同規格のIntel Core i7 3770へ換装しました。3770Kもありますが、オーバークロックしないので3770で十分です。

購入したのはIntel Core i7 3770のBOX版でCPUクーラーも付属しています。

前回と同様に側面カバーをあけてまずはCPUファンのカバーを外します。

特にネジとかもなく、爪でひっかかっているだけなので簡単に外れます。

カバーを外すとCPUファンのネジにアクセスできるのでCPUファンのネジを4つ外します。メーカー製のパソコンのCPUファンはネジで止まっていることが多いです。

CPUファンを外すとCPUさんこんにちは。CPUグリスはカチカチに固まっていて歴史を感じますw

CPUファンにも固まったグリスがしっかり張り付いています・・・

CPUファンは使い回すのでウェットティッシュなどできれいにしておきます。

CPUソケットのガイドを横にずらして

手前に引くとCPUのガイドが浮き上がってきます。

ガイドを倒し切るとCPUを外せます。マザーボードのピンを折らない・曲げないように注意しましょう。

新しいCPUに交換します。IntelのCPUはCPUの切り欠きで向きを合わせます。

CPUのガイドをパタンと落として

レバーを下ろします。

取付完了です。メーカー製パソコンでも自作パソコンでも基本的には同じ方法でCPUを交換できます。

使用したCPUグリスはこちら

他にもCPUを載せ替える予定があるので安くて数の多いものにしましたw

とりあえずCPUグリスをウ〇コ盛りします。1本全部使い切らなくても何となくCPUに広がりそうな量で基本的には大丈夫です。

ざっと伸ばしていきます。面倒な場合は伸ばさなくてもCPUファンを取り付けるときに押しつぶされて伸びます。

もとに戻りましたw CPUファンの電源も取りつけて、あとは電源を入れて無事起動することを祈るばかりですw

Processor TypeがIntel Core i7-3770と表示されて無事認識しています!(感動)

メモリも中途半端ですが12288MB(約12GB)になりました!サポート外ですが8GBも認識してくれたようです。

Windows10起動後のタスクマネージャーです。

当然こちらでもi7-3770と12GBのメモリを認識してくれていますw

グラボの取付

下の画像の PCI Express x16にグラボをつっこむと取り付け完了です。

接続するスロットの位置にある背面のカバーも外します。

このケースでの背面カバーはねじ止めとかもされていなくて、写真でいうと上側にスライドするだけでカバーを外せます

外れた背面のカバーはこんな物です。

今回準備したのはギガバイト製のGV-N1030D5-2GL

新品でも1万円以下で購入できますが、少しでも安くということでソフマップの中古専門サイト「リコレ!」で購入しました

元からロープロファイルの金具が装着されている場合は金具の交換は不要ですが、スリムタイプのデスクトップパソコンに装着する場合はロープロファイル対応の金具に交換します。

金具とカードを取り付けているネジ類を外します。六角の専用工具がなければペンチなどでぐるぐる回せます。

グラフィックカードを取り付けました。2スロット空いていると思っていましたが、このケースにはマザーボードが想定の逆向きでしたwなのでカード(ファン)が上向きになってます。GTX1650やGT1050Tiなどの2スロットタイプのグラボは物理的に装着不可です。

排熱も心配な距離感ですw

グラボを増設したので元のRGBコネクタとHDMIは使用できなくなりました。代わりに増設したグラボのHDMIとDVIのコネクタでディスプレイに接続します。

Windows10インストール

Windows 7 Home Premiumインストールモデルですが、Windows10無料アップグレード期間にWindows10にアップグレードしていたので、作成しておいたインストールUSBからクリーンインストールしました。

CPUベンチマーク・ゲーム動作

CPUを交換、メモリを中途半端増設したことでどれぐらい性能があがったのかベンチマークを測定してみました。

Intel Pentium G2030Intel Core i7 3770
クロック3.00GHz3.40GHz
ターボブーストなしあり(最大3.90GHz)
コア数24
スレッド数28
メモリ帯域幅21 GB/s25.6GB/s
GPUインテル HD グラフィックス 無印インテル HD グラフィックス 4000
GPUクロック
(ベース)
650MHz650MHz
GPUクロック
(最大)
1050MHz1150MHz
実行ユニット616
演算ユニット48128
PCI Express2.03.0
CPUを換装することでGPU性能もアップグレードできるのも交換する魅力のひとつです

CPUベンチマーク

Pentium G2030のスコアが「382」に対してCore i7-3770は「1432」と3倍以上に伸びました。コア数、スレッド数がこれだけ違うとこんなにスコアが上がるんですね

オンボードグラフィック性能・グラボ増設後のベンチマーク

Core i7-3770とGeForce GT1030の組合せベンチマーク・レビューについては別ページにまとめました。興味があれば参考にしてみてください。

まとめ

第3世代という古い規格のCore i7ですが、CeleronやPentiumシリーズからCore-i7に換装(交換)するだけで第9世代のCore-i3 9100や第7世代のCore-i5 7600に匹敵しそうな性能のパソコンに進化することができました。

CPUと合わせてSSDに交換することで家に転がっている古いパソコンを捨てずにアップグレードすることでまだまだ現役で活躍できそうです。

今回使用したSeagateのSSD以外にもおすすめの2.5インチSATA SSDを紹介していますのでよかったら覗いてみてください

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